リース
大型
空気は75%が窒素(N)だからだ。
逆に空気量を減らすと不完全燃焼を起こしてCOとHCが増えてしまう。
この割合が理論混合比と呼ばれて、もっとも効率良く燃焼するから、
常にこの割合にせるようにコントロールする必要がある。
しかし、キャブレターでは空気とガソリンの混合は、おおざっぱな割合にしかならない。そこで、キャブレターに代わり、インジェクターで燃料を噴射する
燃料噴射装置が使われることになった。
理論混合比に保つためには、エンジンを精密にコントロールが必要だからである。
現在でも排気量を少なくしようとアイドリングストップであったり、
電気自動車も徐々にではあるが、開発、販売されている。
中古車においてもエンジンは重要パーツであることにかわりない。
クレーン車のような大型であれば、あるほどだ。
排気量の小さいエンジン
排気量の小さいエンジンの場合は、燃焼温度をさげるとNOxが減るので、
COとHCを減らす酸化触媒を使用することでクリアできた。
排気量が大きいと酸化触媒だけではうまくいかない。
そこで、ヨーロッパの触媒メーカーが考え出したのが
酸化と還元を同時に処理できる三元触媒である。
うまく機能するには、エンジンの条件を一定に保つようにしなくてはならなかった。
その条件というのが、空気とガソリンの混合割合を14.8対1に保つことである。
これより空気が多くなるとNOxが増えてしまう。