2015-01-01から1年間の記事一覧

輸入車にはツライ

それらがシフトのたびにゴツン、ゴツンと作動するわけだから、N→Dの動作はなるべく少なくした方がメカにとってはありがたいわけだ。 とくに日本の都市部では信号も多く、小きざみに動く渋滞も日常的だから、それに慣れていない輸入車にはツライことを知って…

リース

中古の輸入車に乗るときは、色々と注意が必要だ。最初にギア。MT車全盛時代の「停車中は安全のためギアはニュートラルに」という教育のおかげだろうが、これはATミッションには負担となる。 Dにシフトした時のガクンというショックは、動こうとするエンジン…

大型

空気は75%が窒素(N)だからだ。逆に空気量を減らすと不完全燃焼を起こしてCOとHCが増えてしまう。この割合が理論混合比と呼ばれて、もっとも効率良く燃焼するから、常にこの割合にせるようにコントロールする必要がある。 しかし、キャブレターでは空気とガソ…

排気量の小さいエンジン

排気量の小さいエンジンの場合は、燃焼温度をさげるとNOxが減るので、COとHCを減らす酸化触媒を使用することでクリアできた。 排気量が大きいと酸化触媒だけではうまくいかない。そこで、ヨーロッパの触媒メーカーが考え出したのが酸化と還元を同時に処理で…

世界をリードする

その過程で、日本のメーカーはエンジンに関する技術では世界をリードするきっかけをつくったのだ。 ホンダのCVCCは、ホンダのイメージアップには多大な貢献をしたが、排気量の異なるエンジンではうまくいかなかった。 NOxの削減にも問題があるもので、その後…

エンジンの進化

結果的に見れば、三元触媒が登場してCOとHC,それにNaxの排出量を少なくすることし、1980年代になるとエンジンの大きさにかかわらず、これが採用されて排気規制は問題なくクリアすることができるようになった。貴金属の使用量を減らし、大量生産することで触…

レイオフ

売るクルマのなくなった販売135店も、フォードが奇跡を起こすのを待っているより方法はなく、パーツの販売やメンテナンスなどで食いつないだ。 突然の工場のライン停止で多くの人たちがレイオフの憂き目にあい、セールスマンも収入が途絶えた。 一方現代日本…

売るべきクルマ

突然、販売店は売るべきクルマがなくなったのである。これにより、1927年にシボレーが100万台を超える販売台数を記録、フォードは5月までにつくった60万台余の台数で2位になった。 シボレー乗用車は前年の倍の売れ行きを示した。フォード神話が崩れた瞬間で…

フォードT型の生産中止

シボレーに追い上げられるなかで1927年5月、突然ヘンリー・フォードはT型の生産を中止させた。 それは誰も予想できないことだった。フォードの内部や販売店からはT型に代わる新型車を求める声が、シボレ一の人気の高まりとともに大きくなっていたが、フォー…

1900年初期

海外、1900年初期の米国の車事情について書いていく。1920年代の半ばにクルマの販売力が買い替え絵が主流になったことで、この作戦は非常に効果的になった。 買い替えるときには、それまでと同じクルマよりも性能や出来の良いものにしたいとい顧客の心理を巧…